車のシートクッションで腰痛は改善するか?

2018年08月04日 腰痛グッズ

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車の運転はもちろん楽しいところもありますが、長時間になると腰が疲れます。痛みも出てきます。その痛みを改善すべく車のシート用のクッションが売られていますがはたして改善できるのでしょうか。

目次

腰にとってはよくないことだらけの車のシート

車の運転は気も遣うし、身体も左右に振られるし、疲れるのは当然と思っていますが、実は車のシート自体も腰にとっては悪いことばかりです。

運転するためのシートではない

ハンドルを操作するという仕事をするための椅子にしてはあまりにリクライニング仕様です。これはもちろん乗っているときの快適さということもありますが、それよりも重視されているのは安全性です。万が一事故にあったり、ぶつかったりしたときのために、安全性を一番重視してデザインされています。具体的には衝撃で身体が前にスポンと飛び出さないようになっています。

たとえていえば体育座りの感じでしょうか。膝の高さよりも股関節が低くなってしまっている状態です。体育座りも手で膝を抱え込むから座っていられるわけで、手を使わなければ後ろにひっくり返ってしまいます。重心が完全に後ろになってしまうのです。

車のシートも同じで、股関節に近いお尻の部分が低く沈みこみ、その上に膝があります。シートの背もたれに寄りかかるような角度が一番自然なデザインです。なのにそこを無理に運転のために身体を前に持ってくるわけで、腰に負担がかかって当たり前です。

ハンドルとの距離や高さの調節に限界がある

運転するのが自分だけで常に一番いい位置にシートが固定できていればいいですが、家族で車を共有している場合、運転する人がそのたびごとに調整します。しかしハンドルの高さまで調整するわけではなく、アクセルとブレーキに足がちょうどよい加減で届くようシートを前後移動させ、ハンドルを持ちやすいようにシートの背もたれを調整する程度です。カチャカチャと適当に動かし、毎回ベストポジションというわけでなくてもさっさと運転を始めてしまいます。

本来は角度と距離の複雑な調整が必要なのに、そこまで細かく調整しないというのが現状です。

シートクッションの効果は?

運転を楽にするためのシートクッションは、どういった位置で置くとよいのでしょうか。置いた結果、腰痛は改善されるのでしょうか。

 

座面に置く

お尻が沈み込むようにもともと作られているところへ無理に前かがみになるために、よけいに腰への負担がかかっている車のシートなので、その沈み込みを減らすために座面に置くというのもひとつの置き方です。膝の位置よりも股関節の位置が低くなっているのをせめて同じ高さになるように置きます。安全性は減りますが、腰への負担は楽になります。シートクッションで多少ましになるというところでしょうか。

背もたれに置く

何も置かなければ、腰は少し丸まったまま長時間固定されていることになります。ですから腰を丸まらせず、少し反り気味になるような位置に置きます。置いたときに反り気味くらいの方が、実際に運転のために前のめりになったときにちょうどよいようです。

背中から腰にかけての痛みは軽減されますが、もともとお尻が沈み込んでいるところに無理に反るので、長時間になるとお尻が痛くなるなどまた別の負担がかかってきます。

シートクッションは腰痛改善になるか

もともとのシートの仕様が安全性という違ったコンセプトで作られているので、シートクッションを使用したくらいでは、腰痛改善にまでは正直難しいです。腰への負担はましになる程度。ときには別の負担を生むことにもなります。

それでも運転を続ける限りかかっていく負担を少しずつ減らせるという意味ではしないよりはした方がいいかもといった程度でしょうか。今すでに痛い腰をどうにかするというほどの効果はシートクッションには期待できません。

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