腰痛で腰に乗ってもらうべきか?

2018年08月07日 セルフケア

kosininoru

腰が痛いときに子供に乗って足踏みしてもらうのは気持ちがよさそうです。手でするよりも力がかかるのでより気持ちいいマッサージになりますね。しかし場合によっては危険です。では絶対にしないほうがいいんでしょうか。

               

よくも悪くもないというのが専門家の見方

寝るときに腰の下に枕を入れるとか、車の運転時にクッションを使うとかの対処と同じように、最善の策ではないけれど、いくらかましになるのならよい、よくなるのであればやってもいいでしょうというあたりです。

筋肉疲労に対しての足踏みはいい場合もある

たとえば筋肉疲労によって腰が痛い場合は比較的いいといえます。指だけでは不十分な適度な力がかかり、強めのいいマッサージになりますから。しかしやり方、やる場所については以下のような注意が必要です。

肋骨を骨折しないよう踏む場所に注意

マッサージをして肋骨が折れてしまった。笑い話にもなりません。が、ありえます。

肋骨は強くない

肋骨は背骨から始まって左右に張り出していく骨で、背骨から真横じゃなく斜め下に伸びていくので、皆さんが考える以上に下の方に肋骨があります。そうすると骨盤と肋骨のちょうど間ぐらいの領域が腰にあたるので、肋骨に力をかけてしまうということは簡単に起こるのです。

かつ肋骨は細い骨なので専門家の間では肋骨は折れやすい骨と考えられています。たとえばボクサーなどは強く打たれても肋骨が折れませんが、それは力を入れているからです。気が張っていれば大丈夫ですが、逆にリラックスして身体に乗ってもらっているときは些細な力で簡単に折れることもありえます。

肋骨のない安全な場所は狭い

肋骨にかからない腰の部分だけマッサージできればいいですが、骨盤と肋骨の間ぐらいの領域は思った以上に狭いです。10cmも20cmもあるわけではないので、子供でも10cm~20cmある足で踏むと簡単に肋骨にかかる可能性はあります。つい肋骨の上にということはもともとあり得る状況なのです。

マッサージの専門家でも肋骨が折れる

患者さんの痛みを感じる場所が肋骨をかぶる場所である場合、経験の浅い術者がすると、「硬いですね、硬いですね」って骨を押さえていて骨が折れることはよくあります。それと同じように、マッサージの知識も何もない子どもが上に乗って、踏まれている人は気持ちよくて、「もっと体重をかけていいよ」と言っているうちにボキッと肋骨が折れるということは十分あり得ます。

たとえどんなに気持ちよくても、折れないように気をつけて肋骨の位置は外した方がいいですね。

左右の場所を踏むときに特に注意

比較的真ん中寄りの方を踏んでいるうちはいいですが、腰の左右を痛がる人のために横の方を踏んであげた場合に肋骨の上に乗ってしまい、折れることがあります。常に肋骨をイメージして踏む場所に気をつけてください。

腰に乗ってもらおうとするときに注意すること

肋骨の場所に重さをかけないようにすること以外に注意することがあります。

そり腰の人はおなかにクッションを

もともとそり腰の人がだれかに腰にのってもらうと、さらに腰がそってしまうことになります。角度的に考えてこれは容易に想像できるだろうと思います。
痛みが改善するどころか反りが増しかえって痛みが悪化することになりますから、その場合は、おなかの下にクッションを入れるなどして腰を丸めた状態にしてから踏んでもらうことをおすすめします。
まっすぐの状態から踏まれることは絶対にそりますから、無理にそらせないことに必ず注意してください。

絶対にしない方がいい人も

ヘルニアなどが原因で腰痛がある人、骨自体が弱いお年寄りや骨粗しょう症の人は、安易に腰に乗ってもらうことは避けた方が賢明です。

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